1ヶ月の生活費の平均はどの位?独身,DINKS,3人家族,4人家族,5人家族の場合-ミタゾノ

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日本の世帯人数別の1ヶ月の生活費の平均額はいくらか

こんにちはミタゾノです。金持ちになりたいなら、毎月の収支に気を付けてしていけば、必ずお金持ちになれます。ブラック企業で2年間勤め、お金の大切さに目覚めたクリオネ。お金があれば何でもできます。だからクリオネは、お金持ちになることをブラック企業から抜け出したときに誓ったのです。それ以来守っている3つのことは、

①収入を増やす。
②収入を、「投資」、つまりお金を増やすことに使う
③①と②を守る

です。でも収入が少ない時は、「節約」も重要です。節約習慣が身に付いていれば、収入が上がっても浪費せずにすみます。では今日は、日本人の世帯人数別の生活費を確認して自分がお金を使いすぎているのか、それとも節約生活できているのか確認していきましょう。

1世帯人数別の1ヶ月の生活費の平均

総務省統計局が2016年に調査した消費支出データを使用して、世帯人数別の1ヶ月の生活費の平均金額を見ていきます。下表は、『平成28年(2016年)消費支出の費目別対前年実質増減率』という表から、1カ月の生活費データのみを抽出したものです

下記は、外食費、酒類代込みの月平均の食費を示しています。

世帯人数 月平均の生活費
単身(世帯人数1人) 月平均158,911円
総世帯(平均2.35人の世帯) 月平均242,425円
2人以上の世帯(平均2.99人の世帯) 月平均282,188円

ここで、「単身」、「総世帯」、「2人以上の世帯」という定義が分かり難いので説明します。

単身とは、言葉の通り1人世帯の生活費の統計です。

総世帯は、すべての世帯の生活費の平均で、2016年度の調査では世帯の平均人数が2.35人となっています。

2人以上の世帯は、単身世帯を除外した世帯の生活費の平均で、2016年度の調査では世帯の平均人数が2.99人となっています。次に、各費目の支出額を示します。

  単身
(世帯人数1人)
総世帯
(平均2.35人の世帯)
2人以上の世帯
(平均2.99人の世帯)
食費 26,681 47,810 57,872
酒類 1,971 2,750 3,120
外食費 11,156 11,688 11,942
住居費 20,169 17,804 16,679
光熱水費 11,028 17,905 21,177
家具家事用品 5,343 8,720 10,329
被服、履物費 5,554 9,160 10,878
保険医療費 6,720 10,899 12,888
交通費 4,532 5,043 5,286
自動車関係費 7,693 16,469 20,648
通信費 6,416 10,957 13,120
教育費 12 7,667 11,310
教養娯楽費 19,230 25,280 28,159
こづかい(使途不明) 63 6,215 9,144
交際費 15,292 19,092 20,903
仕送り金 2,725 4,693 5,632
諸雑費 14,327 20,272 23,101
合計 158,911 242,425 282,188

住居費が約2万円以下と異常に安いのは、持ち家の世帯も統計に入っているからです。持ち家は、お金がかからなくていいですね。でもこれでは、生活費の総額としては参考にするのは難しいので、関東近辺の1K、2DK、3LDKの家賃価格ネットで調査した結果を住居費とした表を次に示します。住居は築年数が古かったり、郊外だと安くなりますが、だいたいこのぐらい払えば中間クラスの価格の部屋が賃貸できるという家賃を参考にしました。関東近辺の方は、違和感はないはずです。

世帯人数 単身
(世帯人数1人)
総世帯
(平均2.35人の世帯)
2人以上の世帯
(平均2.99人の世帯)
食費 26,681 47,810 57,872
酒類 1,971 2,750 3,120
外食費 11,156 11,688 11,942
住居費 60,000 70,000 85,000
光熱水費 11,028 17,905 21,177
家具家事用品 5,343 8,720 10,329
被服、履物費 5,554 9,160 10,878
保険医療費 6,720 10,899 12,888
交通費 4,532 5,043 5,286
自動車関係費 7,693 16,469 20,648
通信費 6,416 10,957 13,120
教育費 12 7,667 11,310
教養娯楽費 19,230 25,280 28,159
こづかい(使途不明) 63 6,215 9,144
交際費 15,292 19,092 20,903
仕送り金 2,725 4,693 5,632
諸雑費 14,327 20,272 23,101
合計 198,743 294,620 350,509

因みに3LDKを想定した2人以上世帯の家賃85,000円は、3,000万円の住宅ローンを35年、金利1.2%程度で借りた場合の月々の返済額と同じぐらいの金額です。では、各世帯人数が中途半端な2.35人、2.99人だと分かり難いので、家族が1人増えるごとに各費目がどの位増えているのか計算した結果を次に示します。

費目  家族が1人増えた時の各費目の増加額
食費 15,682
酒類 578
外食費 395
住居費 -
光熱水費 5,102
家具家事用品 2,507
被服、履物費 2,677
保険医療費 3,101
交通費 379
自動車関係費 6,513
通信費 3,371
教育費 5,680
教養娯楽費 4,489
こづかい(使途不明) 4,566
交際費 2,821
仕送り金 1,462
諸雑費 4,411
合計 63,734

家族が1人増えると、食費は1万5,682円増えますが、外食費は395円しか増えていません。家族が増えても、外食費は抑えているのだと思います。家族が増えたからと言っても収入は増えないので、どこかで節約しないといけません。私も家族が増えたら、どこかで支出を抑えるから納得できます。

家族が1人増えるごとに、月の支出の合計は、6万3,734円増えています。子供が小さい時はこれほど増えないでしょうが、子供が大きくなってくると食費やその他費用がかかってくるので、これぐらは増えると考えておかないといけません。

 と、だいたい家族が1人増えると各費目がどのくら増えるのかを呑み込んだら

 次に、家族が1人増えると、各支出の増加額が分かったので、上記の表の値を利用してして、単身、DINKS、3人、4人、5人家族の生活費を示します。家賃は3人以上は85,000円としました。家族が増えても、家を高額なところに引っ越したりはしないはずです。

世帯人数 単身
(1人)
DINKS
(2人)
3人家族 4人家族 5人家族
食費 26,681 42,363 58,046 73,728 89,410
酒類 1,971 2,549 3,126 3,704 4,281
外食費 11,156 11,551 11,947 12,342 12,737
住居費 60,000 70,000 85,000 85,000 85,000
光熱水費 11,028 16,130 21,232 26,335 31,437
家具家事用品 5,343 7,850 10,357 12,864 15,371
被服、履物費 5,554 8,231 10,908 13,585 16,262
保険医療費 6,720 9,821 12,922 16,023 19,124
交通費 4,532 4,911 5,290 5,669 6,048
自動車関係費 7,693 14,206 20,720 27,233 33,747
通信費 6,416 9,787 13,157 16,528 19,899
教育費 12 5,692 11,372 17,052 22,732
教養娯楽費 19,230 23,719 28,208 32,697 37,186
こづかい(使途不明) 63 4,629 9,194 13,760 18,326
交際費 15,292 18,113 20,935 23,756 26,577
仕送り金 2,725 4,187 5,649 7,111 8,573
諸雑費 14,327 18,738 23,149 27,560 31,971
合計 198,743 272,477 351,212 414,946 478,681

そして、お酒を飲まないし、車を持っていない人のために、上記の表から、 酒類、自動車関係費、ついでに仕送り金と住居費を引いた生活費合計を次に示します。実際、住居費は人それぞれのところがあるので、下記合計に自分の住居費を足して、1カ月の生活費の合計を確認してください。

世帯人数 単身
(1人)
DINKS
(2人)
3人家族 4人家族 5人家族
合計 126,354 181,535 236,717 291,898 347,080

ちなみにクリオネは、4人家族(妻、小学校低学年1人、幼稚園1人、クリオネ)です。

家賃を引いた毎月の生活費は、27万2,900円です。家賃は約9万円なので、我が家の毎月の生活費は、36万2,900円ということで4人家族の日本の生活費平均41万4,946円より5万2,046円節約できている計算です。みなさんも、一度自分の生活費を、日本の平均的な生活費と比較してみてはいかがでしょうか。

何をするにも、標準値があると計画を立てやすくなるので、上記を参考に自分の家計を見直してください。

節約は固定費から

節約は、貧乏な節約をすると失敗します。私はこれを「貧乏節約」と呼んでいます。どうゆうことかと言うと、必要以上にケチケチ生活することです。例えば、寒い冬に部屋の暖房をケチって付けないで、寒くて体調を崩して、病院代を使っては本末転倒です。我が家の電気代は、8,000円~1万5,000円程度で、季節によって変動します。1万5,000円になるのは、毎年2月ぐらいで寒い月です。電気代が高くても割り切って部屋は、半袖でもOKな26℃を保っています。

何が言いたいかと言うと、体や、心が廃れるような節約は絶対おすすめしないということです。私の経験上、失敗します。ではなにをすればいいか?

まずは、次のものから見直してください。

①SIMフリースマホ化で通信費を下げる。
②照明をすべてLED化
③エアコンを最新のものにして、さらに小型化
④禁酒
⑤妻が専業主婦ならパートに出ていただく

以上、私が実際に実行した節約法です。自分でやったから分かったことですが、これは本当に効果があります。月額1万5,000円ほどをストレスフリーで節約できました。①SIMフリースマホ化で夫婦2人で6,000円の節約②照明をすべてLED化で1,000円ほど、③エアコンを最新にして2,000円ほど、しかも部屋の広さより、小さい容量のものを選定しました。④禁酒では、安く見積もっても6000円ほど、⑤妻にパートにでてもらって家にいないので節約、しかも我が家の場合は月々8万円ほど稼いでもらっています。

みなさんも、これだとストレスない節約が可能だと感じませんか。まずは行動することが大事です。今すぐに、ネットでSIMフリースマホについて調べてみてはいかかですか?

そして、AMAZONでLED照明とエアコンを調べて、週末ヤマダ電機や、コジマ電機に実物を見に行って、ネットと価格を比較して購入! 我が家の場合はネットより5000円ほど高かったですが、工事の依頼が面倒なのでコジマで即決しました。省エネは勿論ですが、エアコンが綺麗なって気分も良くなりました。

禁酒は1週間ぐらいは禁断症状がありますが、それを過ぎればやめられます。ただ、私の場合はチョコレートの消費が増えた気がします、、、。妻にパートに出てもらうのは、子供が小さかったりすると難しいですが、話し合って時を見て出てもらいましょう、人が家にいないと光熱費がかからないですし、稼いでくれた収入を貯蓄すれば、節約よりも効果絶大です。

こんな感じで、日本の平均的な生活費を確認して、固定費の節約から着手すれば、絶対に節約ができます。クリオネの場合は貯蓄目標は「3,000万円」とおいています。高い目標を設定してそれに向かって進んでいけばいいのです。みなさんも自分のやりたいことに応じて貯蓄目標を設定して貯蓄してください。

貯蓄があると、安らぎが生まれます。会社が倒産するとかびくびくしなくていい人生が歩めるのってすばらしくないですか。では今日はこのへんで!