金融資産3,000万円~5,000万円のアッパーマス層を目指すと人生の幸福度が上がる?|ミタゾノ

f:id:kakusala:20180301200921j:plain

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

アッパーマス層とは?

「アッパーマス層」ということばを聞いたことがありますか?

この「アッパーマス層」という言葉は、野村総合研究所が定義している保有金融資産額により分類されたランキングです。知っていた方は、この層になるために取り組んでいる方か、すでにこの層に到達している方ではないでしょうか?このランキングは次のように定義されています。

・超富裕層:5億円以上
・富裕層:1億円以上5億円未満
・準富裕層:5,000万円以上1億円未満
・アッパーマス層:3,000万円以上5,000万円未満
・マス層:3,000万円未満

となっていて、金融資産5億円以上の超富裕層から、金融資産3,000万円未満のマス層までの、5つの層に区分されています。「アッパーマス層」は、一番下の「マス層」より1段階上の層の定義です。ですが「アッパーマス層」になるための金融資産は3,000万円以上、5,000万円未満で、普通のサラリーマンにはハードルが高い金融資産額が必要です。

私が、「アッパーマス層」を意識し始めたのは金融資産が1,500万円を超えたあたりからです。私がお金を貯めたい理由は、「人生の不安をな無くし、人生の幸福度を上げる」ことを目的としています。簡単な言い方では、「お金で、何かをあきらめたり、苦労するのはいや!」ということからです。

「少なくとも3,000万円の金融資産を保有しておけば、お金の不安はなくなるかな?」と前から自分のライフプランの検討していたのですが、そのとき出会ったのがこの「アッパーマス層」という定義でした。

「マス」という言葉が残っているので庶民の方により近いですが、今の自分より、ワンランク上の層である「アッパーマス層」、これからこの層に属していく為の、戦略を考えていきたいと思います。

アッパーマス層のレベル

5億円以上の富裕層の割合が0.1%、1億円以上の富裕層が2.2%、5,000万円以上の準富裕層が6.0%、3,000万円以上のアッパーマス層が12.9%、そしてそれ以下のマス層が78.8%となります。アッパーマス層に入ることができれば上位20%に入ることができる計算です。

アッパーマス層になるために、しなければならないこと

アッパーマス層になるのは、年間100万円貯蓄できるサラリーマンなら30年で達成可能です。ですが、できるだけ早くアッパーマス層に到達するにはどうすればいいのか?について計画します。

収入アップ
確実に貯蓄額を増やすことができる唯一の方法が収入を上げることです。ですが、本業の収入アップって実際可能なのでしょうか?外資系企業の証券トレーダーや、マンションの営業など、仕事の成果が直接給料に反映される場合は別ですが、普通のサラリーマンは、今でも年功序列の企業がほとんどです。私の会社の場合もアベノミクスのおかげで給料のベースアップが合ったときも、年間で5万円ほどしか総収入が増えませんでした。本業で仕事を2倍頑張って成果を出したとしても、給料に反映される額は残念ながら少ないのです。

3,000万円の目標を達成するには、本業の収入アップは非効率です。本業の収入以外に副業をして得ることをお勧めします。複数から収入を得て本業と同じ収入が得られれば、本業の会社が倒産しても、リストラされても問題がなくなり、「人生の幸福度」があがります。  

節約
収入が増えたとしても、生活水準を変えないことが「アッパーマス層」に最短でなるための絶対条件です。今、贅沢をするよりも「貯蓄3,000万円の安心感」のほうが自分を幸福にしてくれます。

「アッパーマス層」になる目的は、「お金で困らない人生」、「幸福な人生」を手に入れるためです。食費を無理におさえたり、やりたいことをあきらめるこでの節約は無意味です。

節約は「固定費」から見直します。携帯を格安スマホに変えたり、家の照明をLED化、エアコンを消費電力が少ない最新のものにするのがストレスなく行える節約の代表例です。

投資
投資は、増えれば自分の人生を幸せにしますが、減れば不幸にします。ですから私は、投資額は資産の2割以下に抑えています。そして、購入する銘柄は東証1部銘柄で、優待銘柄と、高配当銘柄に投資をします。私が購入している銘柄は、サラリーマンや家族から人気の下記銘柄です。10年以上保有している銘柄ですから、これまで得たリターンより株価が下がることはもうほとんどないと思います。毎日、株価をチェックしながら一喜一憂するような投資はストレスそのものですのでお勧めしません。Buy&Holdが鉄則です。

【クリオネ保有銘柄】

イオン、吉野家、TOKAIHD、特種東海製紙、CDG、ビックカメラ、ぴあ、その他、高配当アメリカ株

アッパーマス層になるメリットをもう一度

メリット1:お金があることで心に余裕ができる。

私は、正直「お金が好きです」それは単純ですが、おいしいものが食べれるし、旅行にも行けます。多少のことならお金で問題を解決しすることができます。「お金で愛は買えませんが、お金がないと愛を失う。」というのが私の考えです。ある一定の貯蓄があれば安心して人生の計画を立てることができます。これが「お金を持つ」ことの最大のメリットではないでしょうか。それが3,000万円なのです。

メリット2:会社の倒産、リストラへの備え

自分には関係無いと思っているかもしれませんが、会社のリストラや倒産の憂き目にあう可能性は誰にもわかりません。3,000万円あれば再スタート期間に無収入でも十分な貯蓄です。この安心が「幸福」です。

メリット3:家を購入しても、住宅ローン破産しない

貯蓄額3,000万円と同じぐらいの額の家を変動金利で買っても、ローン金利の上昇にびくびくすることが無くなります。金利が想定よりもあがったらキャッシュで全額支払えばいいというのが安心です。

メリット4:仕事に自信がもてる

お金に関して余裕があるので、会社に依存しなくても問題ないという立場になると、割り切った仕事のしかたができるようになります。もちろん同僚との協調は大切ですが、無駄な残業や、無駄な仕事について考え自分の考えで行動できるので、仕事自体の効率があがります。自分の時間を増やすことが出来るようになるのです。お金があればリストラや上司からの評価に必要以上にびくびくしなくて良くなります。

メリット5:無駄な保険をやめることができる 

私は、保険は無駄なものと考えています。保険は、自分が死ぬとお金がなくて家族が路頭に迷ったり、治療費が無い人が入るべきもので、お金がある人は入る必要はありません。3,000万円あれば、自分で生活を保障することができるので、保険に払っていた費用を貯蓄に回しても問題はないと自分では考えています。お金があれば、保険をやめて貯蓄に回すことが可能なのです。リスクが車を乗っている限り同じとなる自動車保険だけで保険は十分だと思います。

まとめ

「アッパーマス層」とは、野村総合研究所が定義した保有金融資産による区分けした一つの階層を言います。金融資産3,000万円から5,000万円未満のことを言います。金融資産3,000万円あれば、お金に関する不安が小さくなることで、「人生の幸福度」があがりより質の高い人生がおくれます。それが金融資産3,000万円です。

 

おすすめ記事

今や将来、家族構成の変化でどれくらい生活費が変わるか確認することで、貯蓄目標やライフプランを考えるきっかけになる記事です。

www.salakimi.com

アッパーマス層になることを働く目標にするのも良いかもしれません。

www.salakimi.com

日本のサラリーマンの年収分布を見れば、今の自分の立ち位置が分かります。

www.salakimi.com

今の日本で子供を育て、老後も悠々自適に生きるという、サラリーマンの多くが、なんとなく望んでいるライフプラン。いくらぐらいかかるかが分かります。

www.salakimi.com